コンテンツにスキップ

はじめる

Biomeをインストールする最も速い方法は、 npm またはお好みのパッケージマネージャーを使用することです。 これにはNode.js v14.18以降が必要です。

Node.jsをインストールせずにBiomeを使用したい場合は、スタンドアロン実行形式としてCLIを利用できます。

Biomeをインストールするには、 package.json ファイルが含まれるディレクトリで次のコマンドを実行します。

npm install --save-dev --save-exact @biomejs/biome

プロジェクトごとに biome.json または biome.jsonc(設定ファイル)を作成することを推奨します。 これにより、コマンドを実行するたびにCLIのオプションを繰り返し指定する必要がなくなり、エディタ上で同じ設定を適用できるようになります。 もしBiomeのデフォルト設定に満足している場合は、新たに設定ファイルを作成する必要はありません。

biome.json ファイルを作成するには、プロジェクトのルートディレクトリで init コマンドを実行します:

npx @biomejs/biome init

--jsonc オプションを渡すことで、 biome.jsonc ファイルを代わりに生成します。

init コマンドを実行すると、そのディレクトリに biome.json ファイルが新規作成されます:

biome.json
{
"$schema": "https://biomejs.dev/schemas/2.0.6/schema.json",
"vcs": {
"enabled": false,
"clientKind": "git",
"useIgnoreFile": false
},
"files": { "ignoreUnknown": false },
"formatter": { "enabled": true, "indentStyle": "tab" },
"linter": {
"enabled": true,
"rules": { "recommended": true }
},
"javascript": { "formatter": { "quoteStyle": "double" } },
"assist": {
"enabled": true,
"actions": { "source": { "organizeImports": "on" } }
}
}

linter.enabled: true はリンタを有効にし、 rules.recommended: true推奨ルールを有効にします。 これはデフォルトの設定と対応しています。

この設定では、formatter.enabled: false で明示的にフォーマットを無効化していないため、フォーマットは有効になっています。

Biome CLIには多くのコマンドとオプションが用意されているので、あなたが必要なものだけを使用できます。

format コマンドを --write オプションを指定し実行することで、ファイルやディレクトリをフォーマットできます。

npx @biomejs/biome format --write <files>

lint コマンドを --write オプションを指定し実行することで、ファイルやディレクトリに対してLintを実行し、安全な修正を適用できます。

npx @biomejs/biome lint --write <files>

check コマンドを実行することで、それら両方のコマンドを実行できます。

npx @biomejs/biome check --write <files>

check コマンドは複数のツールを一度に実行するためのコマンドです。現在は以下のことを行います。

  • ファイルのフォーマット
  • ファイルのリント
  • インポートの整理

エディタプラグインのインストール

Section titled “エディタプラグインのインストール”

Biomeの機能を最大限活用するために、エディタプラグインをインストールすることを推奨しています。エディタのページを参照して、どのエディタがBiomeをサポートしているかを確認してください。

Node.jsを使用している場合、BiomeをCIで実行するには、お気に入りのパッケージマネージャを使用することが推奨されます。 このようにすることで、CIパイプラインがエディタ上やローカルでCLIコマンドを実行するときと同じバージョンのBiomeを使用することを保証できます。 代わりに、専用のCIアクションを利用することもできます。

成功です!これでBiomeを使う準備が整いました。🥳